MonacaでiPhoneアプリをリリースしてみた
iPhoneアプリ作ってみたいなーと思って、Objective-Cの勉強をやっていたら、 Monaca というサービスを見つけた。 HTML5とJavascriptでスマホアプリが作れるよ!ということで、試しにやってみたら、サクサク・・・サクッとiPhoneアプリが出来上がって、その勢いのままリリースしてしまった。 Objective-Cは1行も書いてない。 作ったもの リマインダアプリ。 用件を登録して指定時間にメールアドレスに通知するだけ。 使った言語やライブラリ HTML5 JavaScript jQuery jQueryMobile PhoneGap 以上がクライアント。これをMonaca上で開発。 Python GoogleAppEngine 以上は、メールを送るサーバー側。これをPyCharmで開発。 ネイティブアプリを作る知識はほとんどいらない。Webな人々ならとっつきやすい。サーバー側はGAEだけど、PHPと適当なWebサーバーでももちろんOK。Monacaにはバックエンドとよばれる自前のサーバーも用意されているらしい。今回は使ってないけど。 実装自体は3日ほど。アップルへの登録やビルド設定などが面倒くさいけど、Monacaのドキュメントどおりにやればアップルへのアプリ申請まで滞り無く行える。ちなみに、Appleの審査には1週間ほどかかった。 Monacaで開発するメリット Web開発者であれば、ネイティブ開発経験がなくてもサクッと作れる。HTMLなのでもちろんAndroid版でも(一応)動く。 デメリット 凝ったことはできない。たとえば、アニメーションバリバリのゲームや、バックグラウンドで動くようなやつ。あとは、レスポンス。jQueryMobileを少しチューニングして使ったけど、やはりまだまだ遅い。特にAndroid。 Monacaを使った感想 ほとんどのユーザーはアプリがネイティブかHTMLかはきっと気にしないし、気づかないだろう。だけど、レスポンスが悪ければ「重いクソアプリ」というレッテルを貼られる。 今後、端末の処理能力が上がるなどして、レスポンスに関してはネイティブと遜色ないところまで来ればMonacaで実装するのアリかなと思う。 Monaca自体は今年9月に正...