僕がGoogle Cloud Platformを使い続ける理由
新しいWebアプリのインフラとして Google Cloud Platform(GCP) を使うことにした。 Amazon Web Service(AWS) とかではなく。 その理由を自分なりにまとめてみた。GCPとAWS以外は使ったことないのでだいぶ偏ってるけど。 オートスケールするPaaSがあるから GCPにはGoogle App Engine(GAE)というPaaSがある。これを使いたい。これだけ。 少人数のチームだとインフラにあまり手をかけれないし、その時間があれば開発に注力したい。先日OpenSSLのバグが見つかって大騒ぎしてたけど、PaaSなら何もしなくていい。プラットフォームにバグが無いということではなく、仮にあったとしてもGoogleが対処してくれる。 そして、サービスの性質上、負荷もいつ高くなるか予測不能。だからオートスケールも必須。オートスケールしないPaaSはPaaSではないとさえ思ってる。AWSのオートスケールするPaaSは、 AWS Elastic Beanstalk なんだけど、まだ「ベータ」の文字が消えない。 GoogleはPaaSから始まったから GAEは世界で一番優れたPaaSだと思う。 そもそもGoogleとAmazonとでは、クラウドサービスのスタートラインが違う。GoogleはPaaS(GAE)からスタートし、AWSはIaaSからスタートした。GoogleがIaaSからスタートしていれば、こんなにもAWSが使われることはなかっただろう。GAEは早すぎたのだ。でも、AWSの影でGAEは地道なバージョンアップを繰り返し、完成度の高いPaaSに成長したと思える。 ずっと使ってるから GAEは自社の商用サービスで約4年ほど使っていて、とても安定している。 この安心感と心地よさは、他のプラットフォームでは味わえない。 GoogleがGCPの日本での展開に本気を出したから GCPで行こう!と決めた直後、本日Googleがこんな発表を。ものすごいタイミング。 Google Cloud Platform の機能拡張・価格低減と日本市場での本格展開について 特に、この一文。 Google は、クラウドのコストはムーアの法則を反映すべきと考えています。 ハードのコストが下がると、クラウドのコストも...